リチウムイオン電池の中で、EV用リチウムイオン電池とEV完成車の、世界シェアとランキングをまとめました。どちらも中国メーカーのシェアが高い製品となっています。
リチウムイオン電池を最初に製品化したのは日本のソニーで、リチウムイオン電池メーカーも日本企業のシェアが高い時期はありましたが、今では中国企業が高いシェアを持っています。
電池製品の世界シェアとランキング
EV用リチウムイオン電池
EV用リチウムイオン電池は上位2社がすべて中国企業で、CATL(中国)、BYD(中国)です。BYDはEC完成車メーカーでもあります。3位以下は、LGES(韓国)、パナソニック(日本)、SK On(韓国)、サムスン(韓国)、CALB(中国)となっています。
中国、韓国、日本のメーカーしかありません。中でも中国メーカーのシェアが高いです。
EV完成車
2023年1-6月期のEC販売台数をまとめました。これまではテスラが販売台数世界一でしたが、BYDが逆転しました。そのほかにも中国メーカーが多くランクインしています。
まとめ
リチウムイオン電池の中で、EV用リチウムイオン電池とEV完成車の、世界シェアとランキングをまとめました。EV用リチウムイオン電池はCATLが首位、EV完成車はBYDが首位で、どちらも中国メーカーのシェアが高い製品となっています。
サプライチェーン全体(鉱物資源~部材~製品)を通して中国の影響力が強く、特に鉱物資源のグラファイト、リチウムイオン電池、EV完成車において高いシェアを持っています。
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