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ソーダ灰(炭酸ナトリウム)とは?化学式・性質・用途から重曹との違いまで解説

ソーダ灰 情報

ソーダ灰の化学式(構造式)、分子式、性質、用途をまとめてわかりやすく解説します。

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ソーダ灰の基本データ

化学式ソーダ灰の化学式
分子式Na2CO3
分子量105.99
外観白色固体
物理的性質アルカリ性/水に極めて溶けやすい
主な用途掃除用(頑固な油汚れ、洗濯時の洗浄力アップ)
粉せっけんや合成洗剤のアルカリ助剤

ソーダ灰とは?

ソーダ灰は、化学的には炭酸ナトリウム(Na2CO3)の無水物として知られる物質です。ソーダ灰は常温では白色の粉末状で、水に溶かすと強いアルカリ性を示します。ソーダ灰は、日常生活から産業まで幅広い用途で利用されています。

海岸や塩湖の周辺に生育する塩生植物を燃やした後のの灰には炭酸ナトリウム(Na2CO3)や炭酸カリウム(K2CO3)が含まれることから、炭酸ナトリウムがソーダ灰と呼ばれています。

ソーダ灰の化学式

ソーダ灰の化学式はNa2CO3です。

ソーダ灰の化学式

ソーダ灰の別名

ソーダ灰の別名には以下のようなものがあります。

  • 炭酸ナトリウム(英語:sodium carbonate)
  • 炭酸ソーダ
  • 洗濯ソーダ(10水和物の場合)

ソーダ灰のIUPAC名とCAS番号

IUPAC Name:sodium carbonate

CAS登録番号:497-19-8

PubChemリンク:https://pubchem.ncbi.nlm.nih.gov/compound/10340

重曹とソーダ灰、セスキ炭酸ソーダの違い

重曹は炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)、ソーダ灰は炭酸ナトリウム(Na2CO3)です。

重曹ソーダ灰セスキ炭酸ソーダ
別名炭酸水素ナトリウム炭酸ナトリウムセスキ炭酸ナトリウム
化学式NaHCO3Na2CO3Na₂CO₃・NaHCO₃
重曹の化学式
重曹(炭酸水素ナトリウム)
ソーダ灰の化学式
ソーダ灰(炭酸ナトリウム)
セスキ炭酸ソーダの化学式
セスキ炭酸ソーダ(セスキ炭酸ナトリウム)

ソーダ灰の性質

ソーダ灰には以下の特徴があります。

  • 弱アルカリ性:水に溶かすと1%濃度の時にpHが11.3になり、強いアルカリ性を示します。
  • 吸湿性:空気中の水分を吸収しやすいため、湿気を避けて保管する必要があります。
  • 安価:手ごろな価格で購入可能です。

ソーダ灰の製造方法

ソーダ灰は工業的には食塩水とアンモニアと二酸化炭素から作るソルベー法(アンモニアソーダ法)で大量に製造されています。

ソルベー法は、塩(NaCl)と石灰石(CaCO3)からソーダ灰(炭酸ナトリウム)(Na2CO3)を安く大量に作ることを目的に開発されました。

ソルベイ法

家庭でソーダ灰(炭酸ナトリウム)を作る場合は、重曹(炭酸水素ナトリウム)を熱分解する方法が簡単です。フライパンや鍋で重曹を約200℃以上に熱すると、水と二酸化炭素が抜けて炭酸ナトリウムに変化します。

2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2

ソーダ灰の用途

ソーダ灰は多岐にわたる用途があります。

  • 中和:化学合成において酸性のものにソーダ灰を加えると中和することができます。
  • 工業:ソーダ石灰ガラス製造の主要な原料として使用されるほか、鉄鋼の脱硫、顔料や染料の製造にも利用されます。
  • 洗剤:特に皮脂汚れや血液汚れの洗浄に効果的です。過去には「洗濯ソーダ」として洗濯に広く利用されていました。
  • 食品:中華麺のかん水やこんにゃくの凝固剤として使用されます。pH調整剤や保存料としても使用されます。
  • 健康:血行促進効果があるため、入浴剤として利用されます。

ソーダ灰は買える?

ソーダ灰は洗剤や食品添加物として販売されており、買うことができます。

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